組織変更

組織図をよく変える会社って、ビジネスの過渡期であったりする訳だが、大半は経営に失敗している。頻繁に変えると、メリットよりもデメリットの方が大きいのではないのか。組織変更しても、社員の日常業務は大きく変らないが、組織単位のミッションが変わってくる。しかし、それが頻繁に起これば、経営層がいくら説明しても、現場にいる社員は「またかよ。」ぐらいにしか思わないため、所属組織のミッションも理解しないままの状態である。結局、組織変更に伴う余計なコストだけがかかり、成果が出なかったから、また組織変更という悪循環に陥る。

ところで、日本を代表する電機メーカは赤字経営に陥り、リストラはどうしても免れない。またあるIT会社はコンサルタントを大量に切り、主力製品のライセンス料を収益目的とするビジネスにシフトしている。やはり時代の流れなのかなーと感じるが、明日は我が身と戒めていかないと。大企業に入って、終身雇用が約束される時代って、とっくに終わったんだよね。