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消費財メーカというよりもマーケティングに興味があり、手に取りました。マーケティングを学ぶ前に、まずは業界理解から入ろうかと思ってのことです。近年では、男性スキンケア用品や女性の社会進出による需要拡大、日本製化粧品の高品質さが中国市場で人気を博している等、化粧品産業は堅調に伸び続けているようです。
こう言うと化粧品産業って前途洋々にも見えますが、化粧品でヒット商品を世の中に送り出すのは、一筋縄ではいかなく、一進一退・日夜研鑽という多大な労力が注がれています。今や、化粧品の流通チャンネルには様々な形態があり、また市場参入の規制緩和、ニーズの多様化など、複雑な方程式を解かなければ、商品が売れない時代となっているようです。