CRMのビッグデータ活用

最近よく目にするビッグデータという文字。リアルタイムに優良見込顧客を判別したり、オンラインショッピングの利用ユーザに対して購買意欲を刺激する商品をレコメンデーションする機能など、人がいなくても人工知能が勝手に価値の高い情報を提供してくれる時代である。
以前、友人と2人で飲んだ時に、人工知能が人類の知能を越えるかどうかで議論が大きく白熱し、意見が割れた。今思えば、周りの客は飲み屋の席で喧嘩している2人がいると、白い目で見ていたのだと思う(笑)。
そういう経緯もあり、CRMビッグデータをどのように活用するのかの事例を出してみた。下記の図は、銀行に入店した顧客をカメラで画像認識データをスキャンし、それをDWHに活用し優良見込顧客かどうかを判別する一例である。優良見込顧客であれば、係員が別室に案内しロイアリティの高いサービスを顧客が受けられるというものだ。人は優遇されることに一種の優越感を覚える―まさにその心理を突いた情報戦略である。優良見込顧客をどのように料理するかは、バンカーの血が騒ぐところ?なのかな。