最近読んだもの

以前から事業再生について気になっていましたので、読みました。
この本で取り上げれていたのは、資金ショートの危機に直面しており、健全と経営活動を行えるポテンシャルのある企業でした。借入金や手形などの負債をどのように処理をするかが、経営者にとって大きな悩み種のようです。危機に迫られると、事業や資産をどれも残そうとするから、共倒れになる話であって、生き残っていくためには何かを捨てるという意思決定ができれば、会社を立て直せる可能性って十分にあるのだと思いました。
以下の意思決定に迫られたら、どのような優先順位を付けるのだろうか。

  1. 採算性の無い事業解体や売却
  2. 従業員の解雇
  3. 遊休資産の売却

最近よく、マンションのポストに「資金繰りの危機に直面している中小企業を数多くあります。どうかご献金お願いします。」っていう口座番号の書かれたチラシが入っています。コンサルに頼んでも、多額な報酬だけ請求され、何も進展しないケースも多いとか。経営危機に迫られる苦しみって、実際に自分が経営者になって直面してみないと、本当に分からないものだと思います。

事業再生家─会社が蘇った奇跡の物語

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