思い出せば・・・

私が2年目の頃、こんな感じでした。
http://brevis.exblog.jp/12569297/

いつも「チェックすること」が脳裏から離れなかったことを思い出します。当時、OJTで指導して頂いた先輩から、毎度のように「チェックしたか」と聞かれ、胃がキリキリしながら、「はい、チェックしましたので、ご確認お願いします。」というやり取りを何十回も重ねてきたような気がします。DWHに転送した何万件という会計データをどうようにしたら、漏れなく効率的にチェックすることができるのか、ということを徹底的に仕込まれた時期でした。「チェックが甘い」ってよく怒られていましたけど、今となれば、それが先輩から最初に教わった仕事です。横串計算やクロス集計でチェックすること―今では当然のように体に染み付いていることが、恥ずかしながら、当時は全くできていなかったんですよね(笑)。Javaのプログラミングや詳細設計ができても、チェックすることができなければ、仕事もろくにできないという状況でした。

新人研修って、テクニカルなことは教えてくれますが、肝となる「仕事のやり方」については教えてくれません。その温度差を初めて体感した時期でもありました。私にとっては厳しい先輩でしたが、その先輩のおかげで、今があるような気がします。