久々の当たりもの

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

実家に帰省したときに読んだ本。
羊飼い少年サンチェゴは、エジプトに宝物が隠されているという夢を見て、旅立つ。その旅路で人生の知恵を学んでいき、そして、とうとう宝物を手にする。神秘的な内容も含まれるが、それは自己の可能性を信じた結果、必然的に生じた事象なのだ。本書を通して、川の流れのように人間にも運命の流れというものが存在し、それを見据えて行動することが大切なのだと啓発された。

個人的に自己啓発本はあまり好きではないが、この本は数年後にまた読んでみたいと思う。