データ分析

データ分析のテーマとして、「スポーツ・アナリティクス」や「プライス・マーケティング」に関わる仕事をしている。分析といっても、考察や施策の検討まで行っているから、正確に言えば、「分析+施策の提案」が仕事の領域だ。ただ思うことは、データ分析業務をいくら標準化しても、結論は分析者個人に大きく依存してしまうことが多い。例え、ごく当たり前の結果でも、それをどのような観点で解釈したり、深堀していくかで結論が大きく変わってくる。
ある人がつぶやいた言葉に非常に共感したものがある。

”データアナリストは芸術家と同じようなもので、分析を行おうと思えばいくらでも施しようがあるのだ”

分析の面白い部分は、どのような手法でデータセットを料理するかを検討するよりも、分析結果に対して様々な切り口から解釈を行う過程だと個人的には思う。つまり、分析の解釈に洗練を重ね、シンプルなメッセージに集約する作業に仕事の醍醐味があるのだと感じている。