これからのBusiness Intelligence

昨今、ビッグデータという言葉がバズワードとなり、BI市場をヒートアップさせていますが、果たしてその熱はいつまで続くのだろうか。
SIerコンサルティングファームなどがBIの導入実績等を謳っているのは、BIツールを導入し、ユーザ仕様の定型レポートを出力するまでをシステム構築したことを、概ね指しています。しかしながら、BIツールを活用して特定の知見を抽出し、それを企業の経営課題にリンクさせ、ビジネス戦略までコンサルテーションできる人は、ほんの一握りであろう、というのが私の所感です。
BIツール(IT)を導入するのは、あくまで企業の経営課題を解決する為の手段にすぎず、目的ではない、ということ。

BI市場で重宝される人は、BIのAnalyticsやStarategyの領域でコンサルテーションできる人だと思います。



データサイエンティストの第一人者の方が書いた本です。中盤に統計学の理論的な話が出てきますが、BIの応用事例をキャッチアップするだけでも、読んで損はないです。