最適化数学で見る世の中

商社って、仕入先(Supplier)から製商品を仕入れ、得意先(Customer)へ卸す仕事をしています。以下の図は、商社ビジネスの意義を示す、総流通コストの削減(取引数単純化の原理)となります。

受発注を行うメーカや小売業は、卸へ事務手数料を支払う対価とし、以下のメリットを得ることができます。

  1. コア業務へ注力できる
  2. 製商品価格の安定化を図れる

また定量的な評価を簡潔に示すと、下記結果となります。

商社を介さない場合:3×4=12 の総取引コストが必要
商社を介す場合:3+4=7 の総取引コストが必要

上記は、最適化数学をビジネスに応用した一例となりますが、他のビジネスにも応用できれば、おもしろい発見ができるのかと、最近思ったりします。