有給休暇の交渉について

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
この言葉の通り、自分の都合に合わせて上手く論理を立て、上司と有給取得の交渉しても、結局は衝突します。「そっか、後はゆっくり休んで、次の職場でも頑張れよ!」と言ってくれる上司がいれば、退職を考え直すかもしれないですよね(笑)。一方で、”迷惑を掛けてしまい申し訳ない”と思い、相手の要求を飲み込んだりすると、有給なんて到底取得させてくれません。
私の場合、引越しやその他準備などで2週間ほど時間が必要だと交渉し、退職日より2週間前は休みを頂くことができました。ただし条件付きで、その内の1日は最終出勤日、もう1日は出勤予備日という位置付けです。実際に、1週間もあれば、引越や準備などは十分にできますが、嘘も方便です。
今回の交渉に当たり、学んだ点は、

  1. 絶対にこれだけは必要だという最低ラインを定める。それをベースに、”これだけ有れば十分だろう”という希望日数を上司に伝え、そこから徐々に減らしていく形で交渉する。
  2. 交渉で揉めた場合、引き際を見極め、折り合いのよいポイントで引く。

ということでした。
ベストなのは、上司と調整し、円満退職を目指すことだと思います。揉めるだけ、時間の無駄です。また退職までの日が浅くなり、もしトラブルが発生した場合、最終的に面倒を見てくれるのは、やはり上司になる訳ですから。